INSPECTION CASE / CHIBA · MATSUDO
千葉県松戸市|松戸市役所新館の外壁ドローン点検事例
スカイドロシーは、千葉県松戸市の松戸市役所新館で、東面外壁を対象とするドローン点検を実施しました。可視光画像で外観を記録し、赤外線画像と照合して、目地周辺の汚れや温度分布の違いを整理した事例です。
日射が当たらず温度差が小さい範囲については、赤外線解析の限界を明示し、可視光画像による確認結果と分けて報告しました。
調査の概要
- 所在地
- 千葉県松戸市
- 対象建物
- 松戸市役所新館
- 対象範囲
- 東面外壁
- 調査方法
- ドローンによる可視光・赤外線撮影、画像解析、報告書作成
- 使用機材
- DJI Matrice 4 Thermal
- 撮影時間
- 約30分(解析・報告書作成時間は含みません)
- 調査時の条件
- 晴れ、気温8.8℃
可視光画像と赤外線画像を照合


可視光画像では、パネルジョイント目地部に沿った雨だれ汚れなどを確認しました。赤外線画像では、目地周辺の線状の温度差や、一部の面状の温度分布の違いを確認しました。
報告書で整理した内容
- 目地周辺の雨だれ汚れと、同じ位置に現れた温度分布の違い。
- シーリングの劣化、雨水の浸入、内部の含水などが疑われる箇所。
- 湿潤痕の可能性がある変色と、過去の補修跡などとの識別に追加確認が必要な点。
- 日射不足により赤外線解析が難しい範囲と、可視光画像で確認した範囲。
画像から確認できた事実と、原因の推定を分けて報告しています。
温度分布の違いだけで、含水や外壁の浮きなどの原因を確定することはできません。修繕方法や範囲を決める際には、既存の補修履歴や現地での詳細調査などと照らし合わせる必要があります。
日射条件による解析の限界も記録
報告書では撮影ルートを区分して整理しました。このうちルート8〜11は、日射が当たらず表面温度差が小さかったため、赤外線による解析が困難な範囲として明記しています。これらの範囲でも、可視光画像による外観確認は行っています。
ドローンで撮影できることと、赤外線画像から評価できることは同じではありません。調査条件を記録し、評価できる範囲と追加確認が必要な範囲を整理することを大切にしています。
維持管理に活用するための報告
撮影画像と解析結果を部位ごとに整理し、目地やシーリングの状態、外壁の変色、内部の含水等が疑われる箇所を報告しました。画像記録を残すことで、詳細調査や修繕計画を検討する際の参考資料として活用できます。
千葉県の外壁ドローン点検をご相談ください
マンション・ビル・施設などの外壁点検について、所在地、建物の規模、気になる症状、点検の目的をお知らせください。撮影条件や必要な調査範囲を確認し、調査方法をご案内します。
外壁点検について相談する →出典:株式会社BFHD「松戸市役所新館 外壁点検報告書(東面)」(2026年1月26日)。本ページは調査実施時点の報告内容を要約したものです。掲載画像の色は温度分布の表示であり、それだけで劣化や危険性を判断するものではありません。